XS日記初の写真付きだよ
現在の金色XSになる以前のGXとの混血仕様、顔は秘密・・↓ ちょっと話はさかのぼるけど、まだGXの深緑の外装を付けていて、250ccだった1999年頃の話。 グズつきなかなか始動しないエンジンに渇を入れ、高速道路を走り出かける予定があった。 250のエンジンはぶっ壊れても良いと思っていると、エンジンはおろか車体もあまり綺麗にすることは 無く、だからかどうかわからないが振動もひどくて、それが災いした。 長距離を走って地方から東京へ帰ってくる途中のあるパーキングエリアでのこと。 「なんかガソリン臭いなー・・・」止めてから車体を念のため確認する恒例行事! 「あれ・・・ガソリンが漏れてる。おかしいなー、どこから漏れてるんだろう?」 パーキングではどうしようにも手の施しようが無く、まだなんとか走るうちに乗って帰り、ガレージにて点検することに決定し帰路へ。 さてガレージにたどり着いて、タンクを外してビックリ!想像をはるかに絶していた。なんとフレームとタンクをマウントするあたりのタンクの底板に亀裂が入っていたのだ。ひどい振動が、まさかこのようなダメージに発展してしまうとは・・・ どう理解すれば良いのかもわからないままに頭を抱えてしまい呆然とするだけ。 そうは言っても外装はいくらでもあるから問題なし!(今はもう無いけど、この頃はタンク3つにサイドカバーなんて5セット以上、つまり10枚以上あった・・・)
今回は、大好きなあの娘とデートだからとっておきの渋い深緑、次回は、とりあえずキープのあの娘とお出掛けだから、凹みのある黒いタンクで・・・そんなことが実際に合ったかどうかは謎・・・ 話が逸れてしまったが、きっと凄い振動の多いバイクに乗るものにとって、それを味としか捉えない人も多いと思う。だが振動を味としてしか捉えない場合、実はそれが各部の悲鳴だということに気付かない事が多いのが事実であろう。 私は振動工学は無知でそのほとんどを知らないが、そういう難しいことを抜きにして振動を減らす工夫は誰にでも出来ると思う。 今では我がXS号もかなり振動が緩和されている、おそらく現存する同型車両ではかなり振動が低減されてると思われるのだが・・・ とはいっても振動にまつわる話はこれだけではない、まだエピソードはあるが、今回はこの辺りでお終い。 えー、それじゃあ物足りないよって??まあ、次話を待っててよ、あまりネタばらすと話が長続きしないからね。 というわけで振動対策は入念に! 想像は絶する 第十四話完
|