苦労は報われる!?第三話1997年4月の話 一応、見た目はススもピカールで磨いて綺麗にしたし、燃えて駄目になった部分は取り除いたから
元通りに戻ったのだがこれからが正念場である! まずは、サービスマニュアルの配線図拡大コピーをじっくり眺めて、塗り絵しながら色分け。
そして各配線に互いに結ばれる同士に番号を振っておき、燃え残って色が分かるところから、新しい配線を引き伸ばし所定番号の位置へ繋ぎ、ハンダ付けしていく。
もちろん、ハンダ付けしたところにはビニールテープを巻いてみっともなく素人丸出しにするのはカッコ悪いから事前に熱収縮チューブ=被子チューブを通して後でビシッと絶縁する!
次は点火系のチェック! プラグを外し、アースを取り、セルを回すとパチパチと恥ずかしそうに火花が飛んでいた。
XSはフルトラだから、点火時期さえ決定すれば厄介な調整は他には無いのである。 キュルッキュルッ ズッズッズモォーズモォー
苦労は報われる!?第三話完
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