免許免許免許・・・第六話 1997年6月の話
いくらか練習し家から遠い遠い免許センターへと受験に行った! 二回目はXSでスラロームやらいろいろ練習して、メリハリが大事だという話を聞いたので思いっきり良く走ることを意識していたのだ。その後、試験場にバッチリコース覚えていったつもりが今度は思い切りが良すぎたせいか、VFRのあまりの加速とスムーズさで曲がるところを直進し、気付いてみればいきなりU-ターンかまして採点者に大目玉、もう俺は1発試験が嫌になって教習所に通っちまったよ。 免許取っちまえばこっちのものだし、まあいいや! 教習所に通ってる間に何人かの教官に「もう乗るバイクは決めたの?」と聞かれると即座に答えていたよ。 「XS250スペシャルって言うヤマハの古いの今直してて、免許取れたらそれに乗るんですよ!」ってね。 「懐かしいねェ、スペシャルかぁー」って教官は言ってたっけなぁ・・・
免許免許免許・・・第六話完 |